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「大介くん、今日は夜、彼女さんのとこ?」



佐久間「そう!ごめんねー、終わったら速攻向かう!」



「ふふっ、そっか。楽しんでね」

 
 
 
 
 
 
いつも学内では、俺のAが付き合ってる、と噂されているが、全然違う。
Aとは正真正銘の友達。

俺にはサキという彼女がいる。そしてそろそろ同棲をはじめる予定だ。



Aも俺に対してそんな感じは全くないし、男女の友情って本当に存在するんだなーーというぐらい俺らは仲良い友達として楽しく過ごしている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 



授業を終え、昼休みになった。

 
 
 
佐久間「昼、どうする?」



「あ、わたし今日お弁当作ってきて」



佐久間「まじかー!ほんと偉いよなー」
 
 
 
 
 
 

Aは一人暮らし。生活のためつくれる時は自分の分のお昼を作ってきている。
ほんとすごい。しかもたまーにおすそ分けしてもらうがこれまたうまい。
いつかできるであろう彼氏の胃袋を掴むのも余裕そうだ。

 
 
 
 
 
 

佐久間「じゃあ俺ダッシュで買ってくる!待ってて!」



「うん、待ってるね。いってらっしゃい」
 
 
 
 
 

ほんといい子すぎる……
まじで彼氏できたら俺が見定めねーと。
騙されないか不安だわ……

 
 

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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時

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